生きるも地獄とは正にこのようなこと その末期症状が電話口から私に伝わっていた。
そして、
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2022年の7月24日の電話先で”不安”と一言、 それが彼の私への最後の言葉となった。
それから2日間電話が通じず、またバッテリー切れかなと思ってた。
何かの時にメールで連絡を取っていたその造形会社の人からメール受信、
気丈に闘病から2年半年経った2022年、70歳の誕生日の前日に力尽きた前夫。
やっと楽になれたね それが正直な私の心境だった。
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物作り 登山 釣り 酒 ロングピースを今宵なく愛したアナログ時代の良き頃
ファッションも彼なりのこだわりで個性的な服を身につけていた良き頃
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個性的な情緒的な繋がりを持った時代にそれぞれの感性を活かして生きてこれた
ようなあの頃は もう遠い過去になるんだろうか
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大きな変革を前にして世界は混沌としているようだ
アナログ人間はもうこの世に用無しと言わんばかりに何かが加速していくような
パンデミックに始まりおかしな事が罷り通っていくような世界の流れ
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デジタル全体主義的な高度管理社会への移行への音が刻々と近づいているような
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そんなどんな時代にあっても きっと生きていればいいことはあるよね
自分らしく出来る事 自分にとって楽しい事を見つけて生きていることが大事だね
時代の大きな変革を見ないままに あの世に逝ってしまった「前夫」だったけど、
私はこの好奇心をもって自分の目で確かめながら出来るだけ生きていくよ
ー 安らかにお眠りください ー
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