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前にも触れていますが、私の働くレストランのキッチンマネージャーは、
どちらかと言うと寡黙で日本人に近いような雰囲気があり働き者で、
彼の存在は私にとって仕事が続けられる大きなポイントになっています。
月曜日は比較的ヒマなのか私が働くレストランではオフな人たちが多いのですが、
それにしても…
あれ〜バスボーイはどこ? 食器の片付けは誰がするの〜?
ウエイトレスの手伝いがいないってことは..............
と言うわけで、この月曜日はいつもとは全く違う状況で忙しい夜となりました。
仕事に入るとまずは、仕事態勢へのウォーミングアップのつもりで洗い終わって
置かれたままの食器類を所定位置へと挨拶がてらと今日のスタッフの顔を見るの
を兼ねてキッチン内を巡回するようにしています。ま、こんな風にしているのは
私だけなんですが、これも今では私のスタイルとして定着しています。
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この日はいつもになく荒れ放題の洗い場でトレイに乗せたままの状態と、
いくつも重なった食器が乱雑なまま山積み状態になっていました。
月曜はパーティーが入らない限り忙しくないので予測もしていないことでした。
バスボーイたちのほとんどはお皿を下げてきて残飯をゴミ箱に捨ててお皿を
重ねていくまでが仕事になっています。なので、この状況はサーバーさんたちの
やり方なんですね。お皿を片付けるのは彼女たちの仕事ではないので、運んで
くるだけでその先の事には決して手を出しません。
アメリカでは役割分担に徹しているようで、日本人のように、あるいは私のよう
に気を回してこうしたら皿洗いの人がやりやすいだろの気配りは見事にありませ
んが、あるサーバーの人が息つく暇もない皿洗い人を気遣ってくれてか、
これが最後の食器だからね〓と笑顔で言ってくれたりしました。
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この日の皿洗いスタッフは私とあの動きがゆる〓ぃ見事に気が回らないタトゥー
の二人だけでした。(彼の名前を聞く機会もなく今だに知りません)
月曜日は調理人も休みが多く、この日は三人体制で、 唯一女性で調理人パティ
とキッチンマネージャーが手が空いている合間に少し手伝うような状況でした。
調理人パティはスタッフの中で最も背が高い女性で力もあり液体の入った二つの
重たいバケツを下げて外へ運んでいきます。普通よりか力持ちだと思っていた
私でも、液体の入ったバケツは重すぎて一つ運んだだけで消耗してしまいます。
これが出来る女性は調理人パティとバスガールのヘイリーだけだと思います。
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休憩はいつもの時間帯の7時過ぎ頃に入りましたが、
たったこの15分の間でまたも洗い場は乱雑に埋め尽くされてしまいました。
9時のオーダーストップ後に、キッチンマネージャーが私に代わって掃き掃除に
入っていました。 その間に、いつも私と交代でバスボーイたちがやるシンクの
片ずけ掃除仕上げまでを全て私が終えてからモップがけに入りました。
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たまたまバスボーイ不在になってしまった月曜日だったと思いますが、
役割分担に徹しているアメリカでは突然のバスボーイ不在のそのしわ寄せは
ウエイトレスにとっても皿洗い人にとっても影響大になってしまうのでした。
日本のほとんどのレストランではオーダーとり、運び、お皿下げをウエイトレス
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