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きっとそこにはどちらにも僅かな希望と可能性があるだろうと推測できる時、
その事の成り行きに身をまかせる感覚でしょうか、
自分たちの意思が働かないところで進んでいく事柄があったりします。
果たしてどちらの道が私たちに定められたゆくべき道へとなるのでしょうか…
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前の記事でモービルホームを低価格で購入してアメリカに住み続ける話をしまし
たが、急展開でモービルホームの購入を断念せざるを得ない事態になりました。
3月初旬、息子夫婦とランチした時に相棒がモービルホーム購入する話をした
ところモービルホームを購入しても月々維持費等がかかるとのことで調べてみる
とやはり私たちが購入する低価格の物件でも600〓700ドルが発生することを
初めて知ったのでした。モービルホーム購入後は家賃を払わないでなんとか生活
維持していける計算でした。これで当てがなくなってしまい小さな希望さえも
絶たれてしまった絶望感に陥り頭の中がパニックになってしまった相棒でした。
色々と考えた挙句、選択すべき今後の道について自分の正直な気持ちを子供達に
メールで伝えました。アメリカで生活し続けたいけどモービルホームを断念して
その道も閉ざされてしまったことで、再び日本へと移住する決断の内容でした。
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そして、すぐに次男の方から返信がきました。 予想もしないその内容に私たちは
驚いてしまいました。 次男はパパがアメリカに住み続けることを強く望んでおり
多世帯用住宅を購入することを提案してきました。いい物件を探すのに
2、3年はかかるかもしれないけど、私たちがモービルホームを買う資金を
頭金にして次男がローンを組み家賃収入で返済していき、私たちがそこの一つに
生涯住み続けられるように全面協力していくことを言ってくれたのでした。
この時のやり取りで私も自分の見解、私の正直な気持ちと言うべきことをメール
しました。その返事に私への思いやりと相棒と人生を共にしていることへの感謝
の気持ちを丁寧に表してくれる子供達の気持ちに触れて感動してしまいました。
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次男はサンゴ再生プロジェクトのメンバーとして半年間、海外で過ごしています。
残りの半年は長男がボストンで不動産業のマネージャーをやっていてスタッフの
一人として働きます。 今年も4月に終えてもうすぐアメリカへ帰ってきます。
改めて相棒と私、長男夫婦、次男と話を煮詰めていくことになると思います。
しかし、物事がスムーズにいきません。問題がもう一つあったのでした。
今住んでいるここは一年契約になっていて2ヶ月前の6月に引っ越すことを
言わなかったら、一年分の家賃を払わなければならない契約になっていました。
なので、来年の6月に引っ越すことを大家に伝えて8月には明け渡さなければ
なりません。 もしそれまでに、多世帯用住宅が決まらなければ、日本移住への
道を決断することになります。 来年の6月までに多世帯用住宅の購入が現実の
話となって実現すれば、このままアメリカに住み続けることになります。
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来年の今頃にアメリカで引越しの準備になるのか、それとも日本移住のための
大移動準備になるのか、実際にどうなっていくのか今は何も想像が出来ません。
はっきり言えることは、もし次男の提案が実現できなければ他に選択の余地は
なく日本への大移動になります。
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