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私たちにとっての〓安定感のある生活は何故持続しないのでしょうか…
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〓 2週間前、退職することを告げてから、数学教師からESL教師へ移る条件で
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留まることを校長に提案された相棒でした。それからこの2週間の間に
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一人面接したようですが、まだ後任の先生が決まっていません。
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3連休明けの今週の火曜日、仕事から帰ってきた相棒は生徒たちのトラブルに
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更に悩まされ続けていることを私に説明して再び”辞めたい”とこぼしました。
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相棒の離職したい意志に一度は腹を据えて受け止めていたはずの私でしたが...
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2週間前の新たな展開でラッキーにも違うポジションで仕事続行が出来るという
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チャンスに期待感を持ってしまっただけに…
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懸念はしていたのですが、やはりそのショックと動揺が隠せなかった私は、
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その後2時間くらい現実と理想の間での葛藤を頭の中で繰り広げました。
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〓 夫婦といえども、見守ることは出来ても立ち入れない領域があります。
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相棒の人生なんですから、それに賛同できなければそれまでのことです。
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増してや私たちは二人だけの生活であって手のかかる子供が居るワケでもなく、
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それで私たちが仮に離婚するなら面倒な問題もなくすんなりいくことです。
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やはり問題の焦点は、私の感情的な部分にあって やはり行き着くところは、
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相棒の苦渋の選択でアドバイスは受けても、とやかく言われる筋合いもなく
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感情的になられる筋合いもなく、増してや人生を怠けているワケでもなく、
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夫が定職から退くことの不安から不満の感情を持つならば、妻の私こそ身勝手
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だってことになります。
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〓 そして昨日、明日付けで辞めることを受理されたと話してきました。
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賽は投げられ、冷静になるべき私は、極力静かに穏やかに対応しました。
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ESL教師として再スタートすることの希望以上に、授業態度が日に日に〓
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エスカレートしていく生徒たちとの葛藤は相棒にとっては致命的でとっくに〓
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限界を超えていて、最初に退職願いを出した時から相棒の中で延ばしても
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限界ギリギリがこの2週間だったんだと思います。
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1クラス25人中、勉強の意志があるのはたった4、5人で 、昨日の授業では
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助っ人の先生が入っても静まらず、外へ出るように言うと床に仰向けになって
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ボイコットするその始末に相棒、完璧にギブアップとなったようです。
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〓この学校に2ヶ月ほど勤務している間に、お弁当を食べる時間がなくそのまま
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持ち帰ってきたことが7回ほど、半分しか食べられなかったは結構頻繁で、
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私だったらどんなにどんなに忙しくっても”〓しながら”でも口に出来ますが、
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やはりここも性格の違いなんですね。実際に体重が減少してしまった相棒です。
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〓 どうしても一つだけ聞きたく相棒に問いかけました。
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〓 ー『もし、ママが生きていたら…〓
〓 あなたはどうあれ辞めるワケにはいかなかったはず、そうですよね?』〓
〓 ー『間違いなく病気になるか・・自殺に追い込まれていたかもしれない… 〓
〓 ママは…ママの命と引き換えに私を助けてくれたようなもの…』〓
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〓 夜は、家に置いている教材やらの整理をしていました。
〓 それが終わってお風呂へ入ろうと準備していた相棒が泣き出していました。
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ー『この2ヶ月の間に大きな変化が続いている。
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