禺画像]
アメリカへ来てからも犬の迷子捜索ポスターを何度か見かけました。
昨年は旅行先でオータムと散歩しながらボストンテリアの迷子捜索ポスターを
見た時はなおのこと人事ではない思いにかられました。
この迷子捜索ポスターを見る度に思い出すことは、前に飼っていたジャズを連れて
禺画像] 実家で暮らし始めた頃のある日、母からジャズが居なくなったと電話が入り仕事を
中断して家に戻ったことがありました。ジャズの写真を手にして広範囲の散歩道を
くまなく探せど聞けど見つかりませんでした。それから迷子捜索ポスターを急いで
制作して至るところに貼付ける準備をしてから出かけようとしたちょうどその時に
母が倉庫の中にジャズが居たと言うのでした。
禺画像] 母の茶道教室の炭が倉庫に置いてあり茶道の準備をしている時の母はそこだけに
集中していて比較的他の事が目に入らない母であり着いて来ていたジャズに
気が付かないまま残して閉めてしまったのでした。
禺画像] クンクンと鳴いてくれれば気が付きもしたのですがボストンテリアのジャズは
一声も発さずにじっとしていたのでした。その日はその夏一番の猛暑になってい
ました。もしも母が再び用事で倉庫に入らなかったらと...とにもかくにも無事な
ジャズの姿を見て抱きしめて再会の喜びと幸せを噛みしめたものでした。
禺画像] 犬と飼い主との関わりは深い信頼と絆で結ばれていると思います。
この近辺での森はそう深くないので元気ならば必ず戻ってくるはずです。
もしも不幸にも事故にあえばなんだかの形で発見されるものです。
もしも心なき人が連れ去ったなら発見する確立は難しいかもしれません。
心なき人に連れ去られ飼われても犬の気持ちが幸せであるわけありません。
REWARD IF FOUND!!!の飼い主さんの叫びが痛いほど同じ愛犬を持つ者の
胸にも響いてきます。 無事に飼い主のもとへ帰ることを祈るばかりです。
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